第42回「大阪メディア文化史研究会」のご案内

関西で1937(昭和12)年から1970年代終盤まで活動した広告研究雑誌『プレスアルト』に関する研究報告会を、第42回研究会として開催します。戦前発行分の調査は津金澤先生のご尽力で復刻版という成果ともなりました。しかし戦後発行分は長らく掘り起こされることなく、静かに保管庫で眠っていました。本シンポジウムでは、1950年代から1970年代を中心に資料を展示し、関西を中心とした日本の広告表現史を考えます。

1.日時: 2018年10月6日(土) 13時30分~17時30分

2.場所: 大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 4階・ルーム1
住所:〒550-0006 大阪市西区江之子島2丁目1番34号
地下鉄(大阪メトロ)千日前線・中央線「阿波座駅」下車、8番出口から西へ約150m。
TEL: 06-6441-8050(下記地図ご参照)

3.第42回研究会のテーマ
関西広告を開梱(アンパック)する ―『プレスアルト』誌というアド・アーカイヴ ―

13:30~ 開催挨拶
13:40~14:00 竹内幸絵(同志社大学):『プレスアルト』――戦後の夢、広告が描く昭和の幸せ
14:05~14:25 松實輝彦(名古屋芸術大学):観光――『プレスアルト』が推奨するガイドブックを開く
14:30~14:50 輪島裕介(大阪大学):音楽――大阪労音の時代
14:50~15:10 (休憩)
15:05~15:25 植木啓子(大阪新美術館建設準備室):家電――電気がつくる明るい暮らし
15:30~15:50 熊倉一紗(京都造形芸術大学):食品――戦後日本の食をめぐる広告・栄養・洋風化
15:55~16:15 佐藤守宏(京都精華大学):医薬品――病と健康のレトリック
16:15~16:30 (休憩)
16:30~17:30 全体討論

 以上

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