次回研究会

2023.11月

 

第53回「大阪メディア文化史研究会(改称:戦時期広告史研究会)」のご案内

 

今回は、2023年度に採択された「富士山とナショナリズム:近現代史における神話的シンボルに関する学際的研究」についての報告です。研究領域を横断して批判的に検討しようという試みで、当研究会のみなさまの知見により議論を深めることが出来ましたら幸いです。

Zoomによるオンライン開催、途中参加・退出OKです。

 

 

1、日時: 2024年1月29日(木)14時00分~17時30分ごろを予定(少し延長の可能性あり)

2.場所: Zoomによるオンライン

★10数名程度ですので、可能な方はカメラをONにしていただければ幸いです。

慣例により、最初にみなさんに自己紹介・近況報告をお願いしたいと思います。  

★当会参加メンバー以外で参加ご希望の方は、竹内までメールをお願いいたします。(yukiety0812@gmail.com)

 

3、 第53回研究会のテーマ  :

「富士山とナショナリズム―近現代史における国家シンボルの再考― 」

 

  • 話題提供(報告順)
    ・須藤遙子さん(摂南大学)
    ・松島仁さん(静岡県富士山世界遺産センター)
    ・植田彩芳子さん(京都府京都文化博物館)
    ・小原真史さん(東京工芸大学)
    (司会:竹内幸絵)

研究要旨は以下です。

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本研究は、日本の近現代史において富士山というシンボルが果たしてきたナショナルな作用に注目し、「富士神話」を批判的に検討。国防、広報・広告、写真、絵画等を中心に、ナショナリズム論、メディア史、文化政策学、芸術研究等を架橋し、新たな視座を提示できればと考えています。

従来の富士研究のほとんどは無邪気な愛国心がベースになっており、批判的研究は大変少ない状況です。須藤はまず近現代史における国家シンボルとしての富士山を概観し、その政治性に対する批判的まなざしが完全に欠如している現状を示します。松島仁は富士山と日本の結びつきを江戸期・近世にまでさかのぼり資料を紹介、近代日本国家成立以前へと議論を拡げます。植田彩芳子は、生涯にわたって富士山を描き続けた画家・横山大観を中心に、近代絵画における富士山表象の意味を考えます。最後に小原は、自身が2011年に企画した展覧会「富士幻景――富士にみる日本人の肖像」(IZU PHOTO MUSEUM)の内容紹介をベースに、幕末のペリー艦隊が見たフジヤマから終戦時の富士山までを日本の国内文化政策、諸外国による対日政策等と関連づけて解説します。

 

基盤研究(B)「富士山とナショナリズム:近現代史における神話的シンボルに関する学際的研究」(23H00595)

2025年から26年に「富士山とナショナリズム展」(仮称)を企画・開催する予定

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23H00595/
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  • 全体議論(全体質問会)

4名の話題ご提供それぞれの後でも、短めに質疑の時間を設ける予定です。

以上